具体的な祈り

2017年07月30日
川崎 献一師
創世記24:11~27

本日の僕(しもべ)の祈りは、結果的には聖書に記されているので公の祈りですが、この時は個人の祈りです。つまり、誰にも聴かれていない神と一対一の関係による祈りです。僕の主人アブラハムは、神に直接、声を掛けられる立場の預言者ですが、その特権が僕にはありません。それでも、アブラハムに倣って、祈る霊的な習慣はありました。只、現実的には僕には何の伝手(つて)もありません。主人の故郷からイサクの嫁になる人を捜せと命じられているだけです。非常に困っていたことでしょう。それで、僕は自分の本音も御存知の神に具体的に祈ってみたのです。本音で思っていることを祈れないのはおかしなことです。勿論、公の場であれば色んな人が聴いているので、言葉を選びます。厚かましい祈りは相応しくないという理性も働くので「公の徳が高まる祈り」を目指すべきでしょう。抽象的な表現で「最善に導いて下さい」と祈るクリスチャンもいます。神は最善しかなさらないという信仰に立った祈りです。でも、個人的な祈りには遠慮は無用です。なぜなら、全知全能の神が私達の本音を知らないことは有り得ません。罪深い本音も御存知です。「あの人だけは、どうしても赦せない」思いがあるなら、そのことも正直に祈り「敵と思える者をも赦せますように」という祈りにも導かれます。   

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秘められた計画

2017年07月23日
川崎 献一師
ローマの信徒への手紙11:25~36

聖書は、難しい本でしょうか?特に日本人に解りにくいのは、生活の中に聖書的な背景がないからです。聖書というより、キリスト教文化なら受け入れ易いでしょう。クリスマスやイースターを日本風にアレンジして商売に役立てる才能なら、日本人は長けています。キリスト教文化で表面を取り繕っても、魂の救いには繋がりません。本日は、伝道礼拝です。今月の暗唱聖句が33節にあります。この書物を記した人はパウロです。パウロは、学歴豊かなユダヤ教のエリートでした。そのパウロも以前は、頑なな一部のイスラエル人だったのです。彼は、本日の箇所では異邦人に対して手紙を書いているのですが、ユダヤ民族以外の人が神の救いの対象になったのは本日のテーマ(25節)にある通りなのです。本日のテキストで「彼ら」と呼ばれているのはユダヤ人たち、「あなたがた」とは私達日本人も含まれる異邦人のことを指しています。  

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神の誓い

2017年07月16日
川崎 献一師
創世記24:1~10

誓いとは「あることの実行を固く約束すること」と辞書にありました。誓い合うというのは、結婚式の夫婦の言葉を連想する人も多いでしょう。アブラハム物語も終わりに近づきましたが、イサクの嫁探しの場面に聖書は多くのスペースをとっています。  それにしても、アブラハム夫婦の出会いの記事はないのに、やっと与えられた息子イサクの結婚の経緯を聖書は、非常に関心を持っています。人間的には、イサクの結婚は「お見合い」でしょうが、神の意志に基づかれたものです。世の中には、恋愛や人に紹介されての結婚もあるでしょう。一般的な考えでは、お互いが好きという感情があることが一番と思うでしょう。カナンにも、イサク好みの女性は何人もいたでしょうが、アブラハムの考えは、神への信仰に基づきます。神は、アブラハムの故郷にいる女性からイサクの嫁を与えるということ、その女性をカナンに連れてくることを神の御心と信じていたのです。アブラハムはカナンに寄留していて、家族のための墓地は買いましたが、カナンには真の神を信じていない人々が多く住んでいます。カナンが聖地イスラエルになるには、まだまだ後の時代です。  

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愛の葬り

2017年07月09日
川崎 献一師
創世記23章

本日は、アブラハムの妻サラの死と、その葬りの姿勢を学びます。聖書は、男性中心の目線で書かれ、女性蔑視の傾向があります。男性の名前の方が、圧倒的に多く記され、有名な登場人物は、享年も記されています。例えばアダム930才、ノア950才と、女性の享年年齢は記しませんが、サラだけは例外でした。127才、夫より10才若いのですが、夫より38年も早く死にました。現代の日本人の平均寿命は、女性の方が男性より長生きします。アブラハムの場合、まだ神への御計画がありました。長年、連れ添った妻の死、その悲しみは計り知れません。 

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甘い誘惑

2017年07月02日
川崎 献一師
創世記3:1~19

本日は、栃木地区の講壇交換礼拝ということで、川崎牧師が宇都宮東伝道所(森田泰司牧師が通常は在任)で説教した内容の一部が公開されています。 

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