御言葉の実現

2017年12月31日
川崎 献一師
マタイによる福音書2:13~18

日本では大晦日ですが、教会暦では公現日まではクリスマスです。本日の出来事は、世界で最初のクリスマスの直後です。救い主誕生を喜べない人が、当時のユダヤ社会の権力者でした。ページェントでも有名な占星術の学者たちは、神に守られました。当時は、夢で神のお告げがあった時代です。幼子イエスへ宝を献げた学者たちは、ユダヤ以外の外国人でしたが、神に祝福されていました。

先週のクリスマスで用いられたフィリピン人のベルトラン・ガマリエルjrは日本に対して重荷を持っています。小川文子宣教師と結ばれたことで、妻の母国の殆どんの人の魂が滅びに向かっている現実に心を痛めています。それまでは日本のことは知らなかった彼ですが、日本人との結婚は神の導きと信じて日本のリバイバルのために祈っています。フィリピンでは、2年前に千人以上の人が同時に洗礼を受けるようなことが何度も起きたようです。海岸で洗礼式が行われた動画も見せてもらいました。物質的に貧しい時代は、日本でもリバイバルが起きました。小川宣教師も帰国すると、便利な社会で無宗教な人も多い日本人への伝道の難しさを痛感するようです。魂の救いへの飢え渇きがないこと自体、人間的には幸せと思えても闇の中にいるのです。

人間的には、ヘロデの罪は赦してはいけないものです。幼子イエスが見つからないため、イエスと同年代の男の子を無差別殺人という命令、それも自分は手を下しません。王の特権により部下に殺させた卑怯な方法です。ヘロデも将来のユダヤの王が成長する前に殺そうとする姿勢です。そして、それは実現してしまいました。本日のテーマです。

神学的には、幼い子供の死は神の憐れみにより、どんな子どもの魂も天国へ行っているという多くの学者の共通認識があります。幼子イエス様の命が守られるために子ども達の命が犠牲になりました。でも、犠牲と言えばイエス様の将来の御業に尽きます。罪がないのに十字架に掛けられ、私達人類の罪のために死んで下さった真実です。全人類ということは例外の人物はいません。これは、ヘロデやイエス様を裏切った弟子ユダのためにも死なれたのです。神は、死人をも生き返らせることが出来ます。

 

この1年、嬉しいことや楽しいことが多かった人は、神に感謝しやすいでしょう。でも、苦しいこと悲しいことがあってもイエス様が十字架に向かわれるために、この世に送られてきたのです。世界で最初のクリスマスは少人数でお祝いしました。華やかなイルミネーションもないので寂しそうです。そして、幼いイエス様の時代背景も大変な現実です。私達は、イエス様の愛を知った者として、いつも御言葉に励まされることを目指しています。新年も主と共に歩みましょう。

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