ナオミとルツ

2018年11月18日
川崎 献一師
ルツ記1:8~18

本日は、感謝祭・子どもと大人の合同礼拝でした。今、上町教会の教会学校(小学生中心)では毎週、旧約聖書のお話です。イエス様が産まれるずーっと前の時代です。でも、イエス様は人として生まれる前から私達人間のことを天国から見ておられるのです。イエス様は、神の子なので天国が本当の家だからです。今日の聖書に出てくるルツの子孫からイエス様は誕生されることに定められていたのです。

ユダヤのベツレヘムは、イエス様の出生地です。そこに住んでいたエリメレクには、妻ナオミと二人の息子がいましたが、飢饉が酷くなり、隣国モアブに引っ越しました。エリメレクの死後、息子たちはモアブの女と結婚しました。その1人がルツです。10年位たったら、息子たちは何と母ナオミより先立ちました。ナオミという名前は、日本人にもよくある名です。上町教会にも2人います。以前、池田なおみという牧師もいました。彼女も病気で早く亡くなりました。聖書には、人類の罪の結果、悲劇が多く記されています。私達の周りにも、また自分自身にも困難は伴います。聖書を読んで、励ましや慰めを受けられる人は幸いです。今日は感謝祭ですが、神に感謝できる心を与えて下さる方も神です。

ナオミは、家族を3人も失い、ユダに帰国を決意しました。息子たちの嫁とも別れ「新しい結婚相手が与えられますように」とナオミは祈っています。嫁たちは、泣いています。10年という長い年月、思い出もあるでしょう。2人とも義母のナオミに付いていくというのです。でも、ナオミは反対します。オルパとルツにとっては外国のユダでの生活は大変だから、モアブに帰るように言いました。オルパは諦めて、ナオミと別れましたが、ルツは違いました。どうしてもナオミに付いていくと言うのです。何故でしょうか?実は、このルツは神に選ばれていた人だったのです。

ルツは、ナオミと10年位、モアブに住んでいました。モアブは、偶像(実は存在しない)の神を信じている人が多かったのです。それでも、ナオミは自分が信じてきた真の神だけを拝んできました。ナオミは、嫁たちから慕われていましたが、それ以上に、偶像になびかず、目には見えない神だけを信じてきたナオミの姿勢から、ルツは「この神こそ本物」と知ったのでしょう。

この聖書の神に感謝することが大事です。他には神はいません。万物を造られた神だけを礼拝します。毎日、食べ物や飲み物など必要な物を与えて下さり、健康も備えて下さり、病気になったら治して下さる神。ナオミは、不条理な経験をしましたが、ルツという外国人であっても真理を信じる娘を与えられたのです。ナオミは、正直な人で「神に酷い目に遭わされた」ということも後で言いますが、神を信じているからこそ言えるのです。神は、「主の祈り」で、最初に呼び掛けるように「私達の父」でもあります。そして何よりも、イエス様の父なる神です。ということは、教会は神の家族が集まる場所となっていくように、神が導いておられる聖所です。

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