神の契約

2016年07月10日
川崎 献一
創世記6:9~22

「契約」なんて堅い響きですから、子ども達には「約束」と言います。でも、神の約束なら、やはり契約というべきで、成長過程の中でその深い意味を知ってほしいものです。

大人の社会は、契約で成り立っています。聖書信仰を背景にした欧米から導入された合理的な制度です。このホームページにも普段は見なくても契約書があります。法人、民間、具体的には結婚や就職をするには雇用関係、家を建てるにも、借りるにも双方の契約なしには有り得ません。むしろ、口約束で済ますなんで家族間やプライベートな間柄、子ども同士のような関係です。でも、人間には、色んな事情や感情の変化から裏切り行為(罪)もあります。「親しき仲にも礼儀あり」、家族でも醜い遺産相続の争い等を防ぐためにも、契約を交わす必要があるのです。

最初に人類が造られた時から、神は規則を設け、アダムに命令されました。後から思えば、これも神の契約でした。契約には「契り」という意味があり、命を賭けた約束です。大げさに聞こえるかも知れませんが、事実、アダムとエバは、この契約を破り、必ず死ぬ罪人に堕落したのです。

その子孫の罪は、留まることなく、神を後悔させ、怒りを起こさせました。全滅に近い裁きの決行となったのです。

それでも感謝なことに、神と共に歩んだノアの存在が慰めとなるのです。ノアという名前の意味は、実に「慰め」です。その3人の息子もノアの恩恵を受けます。

神の契約は、一方的で絶対的なものです。人同士ではあってはならないものです。罪人は、相手と相談して事柄を決めていくものです。今回の巨大な箱舟造りも、神の命令によるもので設計者は神です。人類が造る場合は、綿密な会議を重ねた上で進めていくことでしょう。ノアは、神の御言葉(非常に細かい指示)に忠実です。ノアの神への言葉は、聖書にありません。受け身で素直な姿勢です

私達も、現代でも聖書を通して、神の御言葉を聞く機会はあります。旧約は「古い契約」、新約が主イエスの到来後の「新しい契約」です。ノア家族以外の滅ぼされた人々に倣わず、御言葉を聞き流さない人は、救われます。

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