競争社会
古今東西、競争は勿論、戦争が全くない時代はありません。日本でも、国家間の戦争こそ、70年以上もなくとも、競争社会からくる歪みはあり、様々な社会問題を国は抱えています。また、海外では戦争やテロが止みません。本日の聖書物語は、競争というより戦争でしょう。カタカナの名前が多くありますが、これは12年間、エラムの王に支配されていた5つの国の王が我慢の限界の末、同盟を結び反乱➡戦争となりました。支配からの解放です。
日本基督教団 宇都宮上町教会の公式WebLogです。
古今東西、競争は勿論、戦争が全くない時代はありません。日本でも、国家間の戦争こそ、70年以上もなくとも、競争社会からくる歪みはあり、様々な社会問題を国は抱えています。また、海外では戦争やテロが止みません。本日の聖書物語は、競争というより戦争でしょう。カタカナの名前が多くありますが、これは12年間、エラムの王に支配されていた5つの国の王が我慢の限界の末、同盟を結び反乱➡戦争となりました。支配からの解放です。
この世では、「伝道」より「布教」という言葉を使います。他にもキリスト教葬儀の「前夜式」を「お通夜」と思う人も多いでしょう。クリスチャンでも「違いの説明も面倒だから、それでいい」となりがちです。言葉の表現の違いには、意味があるのですが、理屈っぽいと思われたくないし、日本人が特に重んじる「和」のためには、ある程度の妥協は必要にも思えます。
※本日は栃木地区の講壇交換礼拝でしたので、川崎師が足利教会で行った説教の概要を掲載しています。
私達は、新約時代に生かされています。旧約時代の信仰から見たら、日本人は極東の果てに住む異邦人です。その律法を知らない外国人にも福音が与えられました。それは、律法を完全に守れる主イエスが、律法を守れない罪人である私達の身代わりとなって神からの罰を受けるために十字架に掛けられました。
世間では「醜い争い」という言葉もあります。遺産相続の件で、兄弟間で揉めることを連想する人も多いでしょう。世界を見渡せば、戦争やテロ、身近にも人間関係の乱れ等は、よくあることです。原因は互いの性格的相性が合わない場合や、お金が絡むと自己利益のための本性が出たりします。「美しい争い」という矛盾した表現などはありません。
人間に失敗は、付き物です。3大唯一神教(ユダヤ、キリスト、イスラム)共通の「信仰の父」アブラムも、神と出会った直後に大きな失敗をしました。それは、人を恐れたということです。結果的には、今、世間でも話題になってもいる不倫(姦通)の罪を妻サライに犯させる直前までいきました。