盛大な祝宴
キリスト教には禁欲的なイメージがありますか?クリスチャンは品行方正、酒や煙草もやらない真面目な人が多く、教会の敷居を高く感じさせている面もあります。一方、世の人は、お祭りや宴会が大好きです。最近は、煙草が体に悪いことから嫌煙家も増えています。その結果、煙草は吸わない分、お酒を飲む人が増えているとも言われています。でも、聖書は祭りを重んじています。旧約時代からの過越祭、これは出エジプト記にある神の御業、奴隷解放に対する感謝の祭です。また、新約時代、教会暦では3大イベントとして、クリスマス、イースタ―、ペンテコステの出来事は祭り(初代教会の誕生記念、今年は6月4日)です。つまり、祭というからには喜びです。教会では、アルコールこそ出しませんが、愛餐会では神から与えられた食材を料理して、神の家族としての交わりを持ちます。祭自体は、悪いことではありませんが、何を基準に祭をしているか?真の神を崇め、喜び、感謝しているなら、神は喜ばれます。逆に、神の御心から外れての祭や宴会なら人間中心の快楽的な罪と定められます。