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「天の国の掟」マタイによる福音書5章17-20節

2021年1月31日
担任教師 武石晃正

 世の中は受験シーズンの真っ最中とのことで、学生の時分を思い返しました。進学や就職という目標へと向かっているには違いないのですが、勉強しなければならないと強いられると気分が重くなったものでした。
 日常生活全般におきましても、「しなければならない」と押し付けられたり「こうあるべきだ」と決めつけられたりするのはあまり心地よいものではありません。「成功するといいですね」「うまくいくかやってみましょう」と期待や励ましをかけられると、不思議と元気が湧いてきます。実際によい結果を出せることもあれば、だめでも次につながります。

 教会は聖書について「信仰と生活との誤りなき規範なり」と告白しています。しかしその聖書には「しなさい」「ねばならない」という命令文がいかに多いことでしょうか。主がどのような思いで「掟」を与えられたのか、イエス様の教えから探ってみたいと思います。

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2021年1月31日礼拝プログラム

2021年1月31日 降誕節第6主日礼拝 
司会)正木姉 奏楽)江口兄 説教)武石師

前奏
招詞 詩編119:9
讃美 讃美歌21 57「ガリラヤの風かおる丘で」1-2節
主の祈り
使徒信条
讃美 讃美歌21 57「ガリラヤの風かおる丘で」3-4節
聖書 マタイによる福音書5章17-20節(新約P7)
説教 「天の国の掟」
聖歌  298「世にあるかぎり」1-2節
献金
頌栄 讃美歌21 29番「天の御民も」
祝祷

聖書は新共同訳を用います。
礼拝後にこちらへ説教の動画を公開します。

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「天の国は近づいた」マタイによる福音書4章12-17節

2021年1月24日
担任教師 武石晃正

 主イエス様の足取りをたどる降誕節も5週目となりました。四旬節あるいは受難節を迎えるまで、主に公生涯の初期のお働きを福音書から読み進めております。
 キリストとはどなたであるのか、本日はガリラヤで宣教を始められた箇所から探って参ります。

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2021年1月24日礼拝プログラム

2021年1月24日 降誕節第5主日礼拝 
司会)國吉兄 奏楽)石戸姉 説教)武石師

前奏
招詞 詩編44:9
讃美 讃美歌21 516「主の招く声が」1-2節
主の祈り
使徒信条
讃美 讃美歌21 516「主の招く声が」3-5節
聖書 マタイによる福音書4章12-17節(新約P5)
説教 「天の国は近づいた」
聖歌  482「みくらいをくだり」1-2節
献金
頌栄 讃美歌21 29番「天の御民も」
祝祷

聖書は新共同訳を用います。
礼拝後にこちらへ説教の動画を公開します。

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「最初の弟子たち」マタイによる福音書4章18-25節

2021年1月17日
担任教師 武石晃正

 2021年を迎えてから日が経つのがとても速く感じます。1月の半分が過ぎ、教会の暦では降誕節も4週を数えております。
 昨年12月には主のご降誕を覚え、クリスマスの礼拝をいたしました。聖書には主イエス様がお生まれになったことと、少しだけ幼少期のことが記されています。幼子のイエス様はヨセフに連れられて母マリアとともにエジプトへ移住し、ヘロデ大王が死んでからイスラエルの国に戻って来られました。そしてヨセフとマリアが住んでいたガリラヤのナザレに帰られました。これらはイエス様が3歳ごろまでの出来事です。
 その後について12歳になったときのことがルカによる福音書に短く記されているだけで、30年ほどの間についてはほとんど触れられていません。降誕節はイエス様の地上での歩みを覚える週ですので、受難節を迎えるまで公生涯と呼ばれる3年余りの期間について聖書に記されている範囲で学んで参ります。
 本日はイエス様が最初の弟子たちを招かれた記事を開いております。

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2021年1月17日礼拝プログラム

2021年1月17日 降誕節第4主日礼拝 
司会)國吉兄 奏楽)石戸姉 説教)武石師

前奏
招詞 詩編40:6
讃美 讃美歌21 210「来る朝ごとに」1-2節
主の祈り
使徒信条
讃美 讃美歌21 210「来る朝ごとに」3-4節
聖書 マタイによる福音書4章18-25節(新約P5)
説教 「最初の弟子たち」
聖歌  580「主はガリラヤ湖の」1-2節
献金
頌栄 讃美歌21 29番「天の御民も」
祝祷

聖書は新共同訳を用います。
礼拝後にこちらへ説教の動画を公開します。

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2021年1月10日礼拝プログラム

2021年1月10日 降誕節第3主日礼拝 
司会)江口兄 奏楽)正木姉 説教)横山師(リモート)

前奏
招詞 詩編103:1-2
讃美 讃美歌21 206「七日の旅路」1-2節
主の祈り
使徒信条
讃美 讃美歌21 206「七日の旅路」3-4節
聖書 詩編36編1-13節(旧約P867)
説教 「命の泉」
聖歌  428「とうとき泉あり」1-2節
献金
頌栄 讃美歌21 29番「天の御民も」
祝祷

聖書は新共同訳を用います。


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「揺るがない希望」コリントの信徒への手紙第二1章3-11節

2021年1月3日
担任教師 武石晃正

 明けましておめでとうございます。
 元旦には12名の出席者をもって主の前に礼拝が行われました。コロナ禍のさなかにも関わらず、礼拝によって新年を迎えることができたことを感謝します。

 教会暦ではクリスマスをもって新しい一年を迎えます。私たちは神の国に属しこの地に生きる者として、ふたつの暦によって月日を数えております。本日は2021年の最初の主日ですので、新年礼拝として主の招きに応じて集まっております。
 新しい年です。元旦礼拝でも申し上げましたが、新しいという言葉の響きは私たちに何か良いものであるかと期待させるものです。しかし過ぎる2020年において、私たちは「新型」あるいは「新しい」と付されたものによって大いに困惑させられました。

 その困難は今なお終わりが見えません。しかし振り返ってみますと確かに主が共におられ私たちを守り導いてくださったことを覚えます。主の導きをいただき、互いに知恵を寄せ合いながら2020年は主日礼拝を公の礼拝として休むことなく捧げられました。
 2021年も恵みを増し加えられると、主にあって希望をいただいております。使徒パウロが困難を覚えながらも教会を励ました書簡から、私たちも希望の確信を受けましょう。

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2021年1月3日礼拝プログラム

2021年1月3日 降誕節第2主日礼拝 
司会)國吉姉 奏楽)正木姉 説教)武石師

前奏
招詞 詩編70:6
讃美 讃美歌21 13「みつかいとともに」1-3節
主の祈り
信仰告白
讃美 讃美歌21 13「みつかいとともに」4-6節
聖書 コリントの信徒への手紙第二1章3-11節 (新約325)
説教 「揺るがない希望」
聖歌  490「われはおさなご」1-2節
献金
頌栄 讃美歌21 29番「天の御民も」
祝祷

聖書は新共同訳を用います。
礼拝後にこちらへ説教の動画を公開します。

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「祝福を受け継ぐ」ペトロの手紙第一3章8-12節

2021年1月1日
担任教師 武石晃正

 明けましておめでとうございます。
 教会暦ではクリスマスをもって新しい一年を迎えます。私たちは神の国に属しこの地に生きる者として、ふたつの暦によって月日を数えます。本日から2021年へとこの世の暦が改まりました。
 新しい年です。新しいという言葉の響きは私たちに何か良いものであるかと期待させるものです。しかし過ぎる2020年において、私たちは「新型」あるいは「新しい」と付されたものによって大いに困惑させられました。その困難は今も継続し、終わりが見えません。

 目の前の現状を見ると憂うばかりかもしれませんが、確かに主が共におられ私たちを守り導いてくださいました。その証拠に今日この年の初めの日にも主は私たちを招いてくださり、私たちは神の御前に出ることができました。
 2021年も主が私たちと共におられ、恵みを増し加えてくださることと信じます。この祝福を期待しつつ、使徒ペトロの手紙から取り次がせていただきます。

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