2021年4月11日
担任教師 武石晃正
先週はイースターとして主イエス・キリストの復活を覚える礼拝をいたしました。使徒信条において告白しておりますとおり、私たちの信仰はイエス・キリストの十字架による贖いと3日目の復活とにかかっています。
昨年度におきましては宇都宮上町教会から4名の兄姉を主の御もとへとお返しし、昨日もまた一人の姉妹との別れを惜しむ式が執り行われました。この世における生涯としては再び会うことができませんので、愛してやまない方々との別れは深い喪失感と悲しみとを伴います。
またご遺族への心遣いから葬儀などの席では言い控えますが、聖書は「罪が支払う報酬は死です」(ローマ6:23)とはっきりと教えています。罪の現実として私たちが必ず死ぬということについて、天におられる父なる神様も一人ひとりの死をご覧になって悲しまれることです。
十字架の死と葬りで終わったのであれば、キリストのみわざも私たちの信仰も死んで終わるだけの無力なものに過ぎません。けれどもイエス・キリストは約束通り復活され、3日目に女性たちそして弟子たちに現れてくださいました。ここに私たちの希望があります。
本日は復活の主に出会うこと、主の復活の恵みにあずかることについて福音書より思いめぐらせてみましょう。
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